〝勤勉・誠実・奉仕の精神を持って、お客様と向き合うことを大切にしています〟
Q1:TAKASAWAで働く魅力は何ですか?
高沢産業採用担当(以下、A):今日は同じ大学出身というお二人に集まっていただきました。若手社員の視点から、これからの就職を考えている学生に向けて、さまざまな話が聞けるのを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします。
S.N:よろしくお願いします。
H.O:お願いします。
T.A:最初にTAKASAWAで働く魅力についてお聞きしたいと思います。いかがですか?
S.N:TAKASAWAはグループ全体でさまざまな分野に事業を展開しているので、安定して黒字化を続ける企業としての土台がしっかりしていることが魅力だと感じています。その経営基盤は、福利厚生や給与面にも反映されます。生涯のうち仕事にかける時間は長いので、働く人たちが満足できるサポートがあると安心できるし、それに応えようとがんばれます。
H.O:私もS.Nさんと同じように感じています。ルノー・ジャポンでは新人を対象にした研修を開いて、ロールプレイ学習を通して接客の仕方や言葉遣いなどを学びます。このように新人に対するサポート体制も魅力だと感じました。
S.N:研修で学んだことは、本当に役立っています。たとえばご来店くださった方にアンケートのご記入をお願いしているのですが、ただ「アンケートにご協力ください」というと、多くの方は躊躇してしまいます。そこで「ご要望に沿ったご案内ができるよう、ご記入いただけますか?」と少しオブラートに包んだ伝え方を教わりました。接客時に大切なのは、心理的障壁をつくらないようにすることなんだと学びました。
A:もともとお二人はルノーを知っていましたか?
H.O:正直に言うと、ルノーを知らなかったんです。大学が街なかにあったので車がなくても生活ができてしまい、あまり身近ではありませんでした。
S.N:私は車好きな父親の影響で車に関心はありましたが、知識はありませんでした。
A:どのようにルノーに関する専門的な知識を得ていきましたか?
S.N:メンター役の先輩社員に教えていただいたり、ショールームにあるパンフレット、公式サイトなどを見て、自分で調べて知識を増やすようにしていました。
H.O:勉強していくと、フランス車ならではの魅力的なデザインや色使いに惹かれるようになりました。ルノーの車を購入して、マイカーとして実際に運転して、その魅力を伝えるようにしています。
A:現在はどのような業務を任されていますか?
S.N:私が配属された「ルノー松本」では、現在、ショールームでの接客や事務手続きなどの仕事をしています。ご来店予約なく訪れる方もいるので、お客さまが安心してカーライフの相談ができるように、笑顔で対応するように心がけています。お話した内容は記録に残し、次回のコミュニケーションにつなげながら、一生にそう何度とないマイカー選びをそのお客さまらしい選択になるよう努めています。
H.O:私は「ルノー長野」の配属で、営業をしています。お客様が車の購入を検討されている時というのは、ほかのブランドや車種などいくつか別の候補があります。その中で、無理に営業をかけるのではなく、お客様のライフプランや好きなことに寄り添って、ご提案することを大切にしています。ほかに新規開拓をすることもあり、基本的には外回りが多いです。
A:お二人は、どんなときに仕事のやりがいを感じますか?
H.O:購入につながったときは純粋にうれしいです。店長はよく「お客様に親しみと安心を持っていただくことを大切に」と言います。お客様の多くは私より年上で、人生経験に富んだ方ばかり。まずは人を知ろうと努めて、何を求めているのかを引き出すように心がけています。その精神は企業理念にある勤勉・誠実・奉仕にも通じると感じます。
もちろん目標売上を達成できるようがんばりますが、最初から売上を意識するのではなく、この人から買いたいなと思っていただけるようなコミュニケーションをしていきたいです。
S.N:「ショールームで、ルノーの魅力をしっかり伝えること」を意識しているので、私の接客を楽しそうに聞いていただけたときは、とてもうれしいです。もっと魅力をお伝えできるように、知識量を増やしていきたいです。
〝TAKASAWAで働くことは、地域の暮らしの一端を支えることにつながっています〟
Q2:どんな学生生活を過ごしてきましたか?
S.N:20代の人口流出が著しいという長野市の課題に注目して、県内外の人が若いうちから長野地域の魅力ある暮らしを体験できる「農家民泊事業の支援活動」をおこなっていました。具体的には、参加する中学生と受け入れる農家さんのパイプ役となり、長野のさまざまな魅力を体験してもらうというものです。この活動を通じて、人の多様さや地域文化を知るようになり、私自身も長野に愛着を持つようになりました。
H.O:私はアルバイトをがんばっていました。
S.N:私たちは同じ学部出身なんですが、学生時代のH.Oさんはいつもアルバイトをしている印象でしたね(笑)。
H.O:なので、実は一緒に遊んだ記憶もなく……(笑)。推し活資金を得るためにがんばっていましたね。
S.N:誰だろう?
H.O:名前は伏せます(笑)。推している人は舞台に出ているので、東京まで観に行ってました。
S.N:そんなわけで同じ会社を志望していることも知らなかったんです。内定をいただいて、オンラインで内定者研修があったときに「あれ? いる!」とおどろきました。
A:続いて、当社を志望した理由のことも、お聞きしたいなと思います。
S.N:企業インターンで営業職を体験したのですが、その時に「あなたは営業職が向いていると思う」と言われたんです。自分ではその理由はわかっていないのですが……。
A:S.Nさんはいつでも姿勢が良いですよね。そういった姿も好印象に映ると思います。
S.N:ありがとうございます。そんなアドバイスや人と接することが好きなのもあって、まずは営業職というキーワードから考えていきました。そんなとき株式会社タカサワを知ったんです。私の父は車が大好きで、小さいころは一緒にラリー選手権を観に行ったりしていたんです。そういった影響もあって車に関心があり、海外ブランドのカーディーラーなら私のやりたいことに近いかもしれないと思い、入社を決めました。
H.O:私は在学中に百貨店でアルバイトをしてて、紳士服売り場を担当していました。まったく知識がなくて最初は困ったのですが、知らないことに興味を持って学んでいく過程が楽しいって気づいたんです。それで同じようにまだ知らない分野に挑戦してみようと株式会社タカサワを志望しました。
S.N:TAKASAWAで働くことは輸入車を通して、地域の暮らしの一端を支えていると思うので、先輩社員の皆さんを見習って頼りになる存在になりたいです。
〝世界の文化やブランドの想いを届ける輸入車販売の仕事を誇りに〟
Q3:若手社員と共有している「仕事で大切にしていること」は?
A:S.Nさん、H.Oさんのインタビューを受けて、統括店長のK.Mさんには、若手社員と共有している「仕事で大切にしていること」をお聞きしたいと思います。いかがですか?
K.M:TAKASAWAグループでは、長野県を中心に、プジョー、シトロエン、ルノー、フィアット/アバルト、ジープ、アルファロメオ、BMWと世界各国の輸入車販売を展開しています。
それぞれのブランドを扱うということは、販売、サービス、テクニカルの面で「輸入車を楽しむ選択」を地域に広げることにもなります。そこには責任もありますし、地域に選択肢を増やすという誇りもあります。輸入車を販売する仕事の奥には、各国の文化やブランドの想いをお客様に届けるという魅力があり、そういった背景を学び知ることは自分自身の成長の実感にもつながります。
若手社員と共有しているのは、“輸入車ディーラーというのは、「車」の販売ではなく「夢」を届ける仕事であるという想い”です。入社したばかりで知識や経験が追いつかず迷ったり悩んだりすることがあっても、一つひとつのことが必ず糧になって、自分の魅力につながっていきますから、目標をもって一緒に成長していきましょう。
また、長野県内の輸入車ディーラーはTAKASAWAグループ内に限らず、横のつながりもあります。情報交換をしたり困りごとや悩みごとを共有したり、切磋琢磨できる良好な関係ですから、「輸入車という選択肢を広げることから、長野のカーライフを豊かにする」と、広い視野でこの仕事を大切にしていきましょう。
3年後、5年後、10年後のなりたい自分を想像してみてください。目標をもって積み重ねる日々の学びは必ず、なりたい自分につながります。