〝わからないことを聞ける温和な雰囲気があるので大丈夫。業務をしっかり回していい結果(仕事)を生めるように励んでいます〟
Q1:今の主な仕事内容を教えてください。
髙木:私が所属するセメント建材事業部では、セメントや生コン、建設資材を取り扱っています。主にゼネコンや住宅メーカー、工務店などがお客さまで、その窓口となって注文いただいた商品を供給しています。付随して現場施工まで関わることもあって、工事のお手伝いをすることもあります。
市川:私がいるのはOAシステム事業部で、OAシステム関連の事務機器用品、パソコン、ネットワークなどの営業販売、複合機のリース販売などをしています。新規開拓とルート営業それぞれあって、既存のお客さまへの保存点検や困りごとのサポートもしています。
Q2:入社してからどのように仕事を覚えていきましたか
市川:最初の1カ月は先輩の同行がメインでした。少しずつ先輩から顧客を引き継ぎながら、新規開拓も回っていくように。入社してからは、まずはお客さまとの関係づくりからスタート。直接お客さまのもとに出向いては、顔と名前を覚えていただけるように動いていました。
髙木:ノルマはあるんですか?
市川:営業なので、もちろんあります。月々と年間、両方の目標を立てて仕事を進めていきます。私は高沢産業に転職する以前、イベントや芸能関係の営業職を経験していたので「営業職なら自分にもできる」と思って入社しましたが、思っていた以上に業界が異なり、売る商材が千差万別で、どう提案しようか迷うことも多かったです。しかし、入社してからそれぞれのいいところや売りポイントを考察して、お客さまのニーズに寄り添った提案ができるように勉強したら、少しずつ知見が広がりよりよい提案ができるようになっていきました。
髙木:売る商材が多種多様で迷ったときは、どうしていますか?
市川:基本的には自分がいいと思ったものを提案します。いくつもの商材を比較考量して吟味するのが私たちの役割なので、よく調べた上で自分が自信をもっていいと思えるものを提案することがいい結果になると考えているので。お客さまのやりたいことをすべて聞いた上で、自信をもって最適なセレクトができるように心がけています。
髙木さんは、どのように仕事を覚えていきましたか?
〝大きな喜びは、お客さまから指名で依頼されること。自分が携わった建築の完成を見ること〟
Q3:これまでを振り返り、先輩から教わった教訓は何ですか?
市川:以前にコピー機を注文してくださったお客さまがいました。その打ち合わせで「この大きさなら入るよ」と言われた言葉を鵜呑みにして、搬入経路の広さを確認しないまま進めてしまったんです。そしたら納品当日、コピー機のサイズが大きくて入らなかったんです…。
その時に先輩から教わったのは、「お客さまからの情報を受け流すことなく、必ず現場に出向いて、自分の目できちんと確認すること」。それ以降、スケジュールやプランを綿密に立てて行動するようになりました。
髙木:私の仕事だと、段取りですね。毎月メーカーや工務店から数十件もの工事の受注があります。それらをいかに段取りよく進めるかが重要だと教わりました。段取りをうまく組めないと、工事に影響がでるので、責任感をもって厳密に取り組んでいます。温和な社風ですが、やることはきっちりやる。社員全員がメリハリを大切にしています。
市川:月に数十件あると、大変なこともありそうですよね。
髙木:元請け業者、下請け業者ともに要望があるので、それぞれが納得していただけるよう仲介をしなくてはならない大変さはあります。なかなか難しい判断を迫られるときもあって、やっぱり、自分ひとりでは解決できないこともあるんですよ。そんなときは「これ、どうしたらいいですか?」とすぐに先輩に教えてもらうようにしています。ひとりで悩まず、スピード感を持って課題を解決して、段取りを組むことがまず第一優先なので。
市川さんは、お客さまとのやり取りで自分なりに心がけていることはありますか?
市川:お客さまの些細な変化を気にかけるようにしていますね。たとえば「事務所のレイアウトを変えたい」という相談があったら、「お客さまの目からは行き届いていないけれど、変えたほうがいいところはないだろうか? 」と考えて、先回りの提案をするようにしています。
Q4:この仕事のやりがいやおもしろさを教えてください。
市川:「市川さんだから相談しているんだよ」と、お客さまから直接依頼されたときですね。素直にうれしいですし、次もがんばろうと意欲が湧きます。営業の仕事は良好な人付き合いから生まれていくものだと思っているので、同業他社との付き合いがあったとしても、一番最初に浮かぶのが自分だったらうれしいですね。そのためにも日々丁寧な仕事を心がけたいと思っています。
髙木:自分が関わった資材が使われて、マンションやホテルなどの建物が完成したときに、やりがいや喜びを感じますね。現場の立ち合いをしながら職人さんたちの施工を間近で見て、技術的なことを学んだり、工程全体を把握してよりよい段取りを考えたりする時間も楽しいです。
〝家族やスポーツ…長野に暮らすメリットを考えてUターン。「何かを長く、一生懸命に取り組み続けてきた人へ」という言葉にも惹かれて〟
Q5:高沢産業を選んだ理由は何ですか?
髙木:正直なところ、「絶対にこの仕事がやりたい」という強い意思があったわけではなくて。家族との生活を第一優先に考えて、まずは「転勤なし・土日休み」を条件に、県内の有力企業や製造会社をめざして採用活動をしていました。数社受けて、一番早く内定を出してくださったのが高沢産業で、その早さを信頼して入社することを決めたんです。
市川さんは、営業職を希望していたんですよね?
市川:そうですね。私は東京からUターンすることが第一目的だったので、「松本 営業 転勤なし」で絞って転職活動をしていました。県内の有力企業や知名度の高い企業をいくつか調べ、そのうちのひとつが高沢産業だったんです。営業職を希望していたので、内定が決まってからは迷うことなく入社を決めました。
Q6:就職/転職活動中に、高沢産業の採用情報を見て、どんな点に惹かれましたか?
市川:転職前は東京で4年間、芸能人やアーティストを手配してイベント制作をする会社に勤めていました。もともと大学時代に学園祭の実行委員をやっていたので、イベント関係の仕事に興味があったんです。でも実際は、プライベートの時間をもてないくらい多忙な毎日で。朝方まで仕事が当たり前の生活でした。さすがにこの生活は続けられないと思って、まずは一旦仕事を離れて普通の生活に戻そうと転職を決意。だから絶対条件だった「土日休み」は、志望する大きな理由でした。
髙木:私は大学で上京していたのですが、就職は長野にしようと決めていて。「転勤なし・土日休み」で検索してヒットしたのが、高沢産業の採用情報でした。その採用情報を見ていたら、「自分に合っている」と思えたんですね。
市川:採用情報のどんなところに、「自分に合っている」と感じたのですか?
髙木:「何かを長く、一生懸命に取り組み続けてきた人へ」と書いてあったんです。何かを続けてきた人を応援するというような内容で。私は小学生のころからサッカーを始めて、現在もクラブチームでプレーしているので、その言葉がとても響きました。
市川:私もずっとサッカーを続けているんです。高校に入ってからは小学生に教えるようにもなって、今でも、毎年小学4年生の1チームを1年間かけて指導しているんですよ。もちろん、プレイも続けていて。
そういえば面接時に「高沢産業のCM知っている?」と聞かれて、CM「明日に向かって大きな虹をかけよう」を待ち時間に観たら「あの会社だったのか!(笑)」と気づきました。
髙木:私も採用情報を調べていたときに、あらためて社名を見たら〈高沢産業〉とあって、「これがあのCMの会社か!」とはじめて理解しました(笑)。
市川:家族にもCMの話をしたら、優良企業として信頼していて、ここなら安心して働けると思えたことも、入社の決め手だになりましたね。
〝都市圏の豊かさよりも、長野に暮らす豊かさを求めて。仕事のやりがいも、プライベートの楽しみも充実しています〟
Q7:どんな学生時代を過ごしてきましたか?
髙木:大学に進学してからもサッカーを続けて、社会人チームに入りました。当時から社会人のみなさんとのコミュニケーションを大切にしていたので、今の仕事に活かされているかもしれません。あとは飲食関係のアルバイトを4年間続けてましたね。学生時代の主軸は、その2つだったように思います。
市川:高校のときは生徒会長、大学では学園祭の運営をする学友会長をしていました。勉強はできないけれど、そういうところは負けないぞという思いで熱中していましたね(笑)。 大学の卒論では健康に関することをテーマに、全学で唯一の研究にひとりで取り組んでいました。
髙木:何事も率先して進めていく力があるんですね。
市川:何かを始めたら、投げ出したいと思うことはありません。やり遂げたあとの達成感が大きいですから、地道に続けることを常に心がけてはいますね。
Q8:高沢産業に入ってよかったと感じることは何ですか?
市川:福利厚生のひとつに、いろいろな宿泊施設の利用ができる「東急ハーヴェストクラブ」があることですかね。「土日休み・転勤なし」なので、仕事とプライベートの両方、メリハリをつけて充実させられることも大きな魅力です!
東京で4年間働いてみて、多忙な毎日を過ごしたので…。東京は楽しいけれど、ずっと住むところではないと感じました。長野にいればアクセスがいいので、たまに遊びに行くだけでも十分楽しめますからね。
髙木:人がいいですよね。だから、働きやすい。わざわざ飲み会などでコミュニケーションを図らなくても、普段から円滑な関係が社内で生まれています。
就職活動の時に都会に魅力を感じたこともありますが、子育てしやすい環境を望んでよかったと思うことの方が多いですね。広い公園もありますし、空気も野菜もおいしい。気候もちょうどよくて過ごしやすいです。都会にいたら、子どもの保育園選びも通勤も、大変だっただろうなと思います。